タラレバはないけれど… “脳障がいを負った時に覚えておきたいこと”

このブログの特性なのか、個別で相談を受けることが度々あります。

その中の半数近くが、お子さんが急性期もしくは急性期明けの方です。

こんなマイナーなブログまでたどり着くのですから、本当に藁にもすがる思いなのだと思います。

子どもが大変なことになってしまってどうしたらいいか…という切実なご相談が多く、毎回本当に心が痛むのです。

こんな経験、自分の子どもだけで十分だと思いますが、悲しいことに日々つらい思いをされている方はいらっしゃいます。

悩まれていることも脳のダメージの程度もそれぞれですし、わたしは専門家ではないので、これまでの経験から答えられることには真摯にお答えしてきたつもりですが、これからもしこのような情報が必要な人のために、少しまとめてみたいと思います。

タラレバはありませんが、もしわたしが息子が怪我した当時に戻れるとしたら…

これをしていたら、結果はまた違っただろうなと思います。

以下のお話は、医師でも専門家でもなんでもない、ただの一母親の意見なので、参考程度にしてくださいね。

そして、医療の進歩は目覚ましいです。

1年2年で、新たな治療法が出てきている可能性もあります。

ぜひご自身でたくさん調べてみてください。

途中でハテナ?なことがあれば、たいてい過去記事に詳しく書いてますので、検索窓から検索してみてください。

“脳障がいを負った時に覚えておきたいこと”

■急性期

24時間酸素投与をしてもらう

そもそも人工呼吸器を使用している場合もありますが、離脱している場合、血中酸素濃度の数値は関係なく、鼻カニューラや酸素マスクでの酸素投与を続けてもらう。酸素中毒を避ける程度であればデメリットはなく、後の高気圧酸素治療までの繋ぎとして治療を続けたい。

・オメガ3を摂取する

非常に優秀な抗炎症作用があり、脳を守ってくれるので、できるだけ早い段階で継続的に摂取をする(海外の事例では急性期の大量摂取で認知が飛躍的に回復した例も)。

急性期は経口ではなく、経管栄養の場合が多いため、主治医に相談して注入の許可をもらう。

・幹細胞治療、臍帯血移植、エリスロポエチンの投与など

疾患の内容にもよるが、できるだけ早い段階で可能な再生医療を受ける。そして、継続できる治療であれば継続する。

・アナット・バニエル「限界を超える子どもたち」を読んで、今後の回復や発達を促すための道を探っておく。

急性期にすること?と思われるかもしれませんが、我が子との接し方触り方をこの段階で知っておく必要があると思うからです。

■急性期明け

HBOT(高気圧酸素治療)を受ける

日本の医療機関では小児(特に乳幼児)の治療はなかなか受け入れてもらえないので、家庭用チャンバーの導入を検討する。医師の監視・管理の元で行うのが理想だが、海外に出向くのにもリスクが伴うため、Dr.Harchにリモートでの数値の設定指導をお願いする。(普通はしていないが、コロナ禍の今だったら可能かも…?コンサル料は高いですが💦)

※外傷の場合、急性期にHBOTを受けるという選択肢もあるようです。

・フェルデンクライスなどのプラクティショナーに継続的に施術してもらう

フェルデンクライス、ジェレミー・クラウス・アプローチ、アナット・バニエル・メソッドなど、脳への働きかけによって発達を促すレッスンをできるだけ早く取り入れて、それを毎日行いたい。(向き不向きもありますが、わたしであれば、ボバースでもボイタでもドーマンでも上田式でもなく、上記のレッスンを取り入れます)

とにかく早い段階から毎日触ってあげることが大切だが、筋緊張が強く、全身過敏な状態では親にもなかなか難しいので、信頼できるプラクティショナーに毎日のように継続してレッスンしてもらうのが理想。

※すぐに信頼できるプラクティショナーが見つからなければ、急性期明けのリハビリ入院の選択肢もありだと思います。

・家で親ができることを学びたければ、Michelle Turner Movement Lessonや、斎藤公子さんのリズム運動を取り入れる。

Movement Lessonはリモートでプログラムを受けることができますし、リズム運動は肢体不自由の子にも十分応用でき、わかりやすいDVDも発売されています。

実は振り返ると一番やっておけばよかったと思うのは、最後の2つなんです。

なんでも早く始めることが重要だと思いますが、息子がお世話になっているプラクティショナーさんの元で、もっと早くそして継続的に(できれば毎日)レッスンを続けていれば全然違っただろうなと…これが一番心にこびりついているんですよね。

積極的治療と比較してみると、地味だし一番基本となるところなので、皆さん後回しにしがちだと思うんですが、直後から毎日続けていたらどうなっていたかな…と。

従来のリハビリも否定はしませんが、脳への働きかけと毎日の継続がとにかく大事だと痛感しています。

そして、できるだけ疲れさせないこと、休ませてあげること。

これも反省点の一つで、息子が頑張れる子だということもあって、ずいぶん詰め込みすぎました。

時にはプッシュも大切ですが、できるだけ疲労のない状態で、快適な環境下で学ぶのが一番効果的です。

なので、プラクティショナーを選ぶ時も、家から近く通いやすいというのも大きな理由になると思います。

必ずしも、”神の手”でなくてもいいのです。

一番大事なのは、子どもとの相性。

例えばリハビリ入院でも、どうもPTさんと相性が悪い、しかも途中で変えてもらえない、などモヤモヤしているのであれば、さっさと退院してしまえばいいとわたしは思います。

時間がもったいないです。

他にも載せたい情報はたくさんありますが、振り返って急性期、急性期明けに知っておきたかったことを書きました。

何度も言いますが、以上は医師や専門家ではない、一素人が集めた情報です。

全ての治療や代替療法などには(そして時々リハビリにも)、リスクが伴います。

わたしの情報だけでなく、全ての情報を鵜呑みにせずに、後悔のないように調べ尽くしてから選択してくださいね。

やることも考えることも多く、胸の押しつぶされそうな毎日かもしれませんが、頑張ってください。

応援しています。

同じ思いは誰にもしてほしくないですが、外傷性脳損傷、低酸素脳症、急性脳症など、誰にでも起こり得て、いつ起こるかもわかりません。

この情報が、いつかどこかの誰かの役に立ちますように。

HBOTについての考察② ニューオーリンズに行く価値はある?

◼️治療を受けるまでのプロセスや料金はこちら→HBOTについてまとめ

◼️HBOTで得られる効果について→HBOTについての考察①

◼️HBOTで実際に見えた効果について→ HBOTを終えての変化

 

備忘録としてこれまでのHBOTの設定は…

#1-15      1.3気圧+酸素25%

#16-45   1.15気圧+酸素100%

Dr.Harchと相談しながら、この数値に落ち着きました。

効果の出方に関しては、15回目までの変化は主に嚥下と発作に関して少しずつというでしたが、20回目以降にグンと伸びた印象です。

ここで息子に合う数値を見つけられたのは、今後の継続治療につながります。

 

今後というのは、次回またここに戻ってくるか、日本の病院でもう一度治療を受けられるように掛け合うか、もしくは個人でチャンバーを購入するかです。

40回治療を受けた後はしばらくお休みが必要なので今すぐではないのですが、ここに戻ってくるのは、かかる時間とお金を考えるとなかなか難しい。

車一台買えちゃうけど…長期的なことを考えるとチャンバーを買ってしまう方が安いのかも、と悩み中です。

そしてそうなった時に、自宅での治療をフォローしてくれる存在がいるのは心強い。

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個人でチャンバーを購入できるのなら、最初からここまで来る必要はないんじゃないかという声もありそうですが、周りを見ていても各自に合う設定を見つけるのは本当に難しく、経験のある医師のいるクリニックで最初は診てもらうことが必要かもしれません。

以前はリサーチのために治療を受ける全員の脳血流データを取っていたそうですが(今は一部だけ)、実際に少ない気圧と酸素濃度の方が結果が出る場合もあるし、人それぞれ。

高い濃度の酸素は中毒を引き起こすなど、毒性が高いこともよく知られており、実はHBOTはかなり慎重に経過を見なければいけない治療なのではと思います。

アメリカ国内や近いところでは東南アジアにも小児にHBOTを行なっているところはありますが、正しく施術ができるか、経験のある医師や看護師いるかという確認は必要です。(色々な失敗談も聞くので…)

そういう意味でDr.Harchは間違いなくこの分野のパイオニアであり第一人者であり、治療を始めるに当たってまずはこのクリニックに来て良かったなと思っています。

HBOTについての考察① HBOTで得られる効果とは?

◼️治療を受けるまでのプロセスや料金はこちら→HBOTについてまとめ

◼️ニューオーリンズで治療を受ける価値はある?→HBOTについての考察②

◼️HBOTで実際に見えた効果について→ HBOTを終えての変化

 

そもそもHBOTは脳障害にどういう効果があって、どのような脳障害に適応するのかというのがDr.Harchの著作にも書かれているのですが、簡単にまとめてみます。

漢字が多くて読みにくいかも💦

 

まず、脳の中で起こっていること…

  • 脳損傷が起こると、原因に関係なく脳血流が変化し、ほぼ確実に減少する
  • 血流が減少すると、損傷の影響を受けた血管で供給される細胞に送られる酸素が減少する
  • 供給される酸素がある一定レベルを下回ると、神経細胞は生きているが、代謝が鈍くなり、生体電気刺激を受けられなくなる
  • 生体電気信号を伝達することができない細胞は、まるで死んでいるかのように振る舞う

このように代謝が鈍く、電気的に機能していない神経細胞は、アイドリングニューロンと呼ばれ、機能が停止した状態

 

▶︎HBOTによる効果

血中の酸素濃度を上げることによって、脳への血流量が増える。さらに酸素によるアイドリングニューロンの代謝を高める働きで、神経機能の改善を促す。

※実際に酸素が果たす役割については、はっきりと実証されていないが、

  • アイドリングニューロンの代謝を高める
  • 代謝老廃物の除去
  • 損傷した組織の除去
  • 新しい結合組織を形成
  • 新しい血管の形成

など、これらの働きを刺激すると考えられていて、総合的に脳機能の改善につながる。

また、息子のような重度のTBIや脳卒中のように脳に大きな傷があると、かなりの量の脳組織が死に、死んだ脳細胞を回復させることは不可能だが、同時にアイドリングニューロンも大量に存在していると考えられ、HBOTによって脳機能の改善が期待できる。

 

HBOTのリスクについて

耳抜きができない場合、気圧の変化によって中耳炎や中耳腔に水分貯留を起こすことがある。(鼓膜にチューブを挿入する措置が取られる)

脳機能の改善により、気分の変動や感情的に不安定になることがある。

子どもの場合は、イライラすることが増えたり、理由なく激しく泣くことがある。

※息子のケースで一番感じたデメリットは疲れです。とにかく毎日疲れていて、遊びに出かけるのも連日は避ける必要がありました。一緒にチャンバーに入っていたわたしが感じていた程なので、やはり子どもへの負担は大きいかも。

※息子は充血があったくらいでしたが、他のお子さんを見るとマイナートラブルはちょこちょこあるようです。

0889FF30-1655-47E0-B8C4-C72C44BEF77D↑写真だとわかりにくいですが、かなり真っ赤に充血。良くなったり悪くなったりを繰り返していました

 

HBOTはどのような脳障害に適応するか?

  • 外傷性脳損傷
  • 自閉症
  • 脳性麻痺
  • 低酸素脳症
  • 偏頭痛
  • 脳梗塞
  • 認知障害
  • 多発性硬化症
  • スポーツ外傷

 

実際に、出産時の事故による脳性麻痺や低酸素脳症、自閉症の子は一緒に治療を受けていましたが、特に回復が目覚しかったのが低酸素脳症の子ども達でした。

プールでの事故が2人、別の事故が1人、低酸素脳症の子どもたち(いずれも1〜3歳)を間近で見ていましたが、毎日驚くほどの回復を見せて、最初はほとんど体は動かず視線も動かず感情も見せなかった子が、ママの呼びかけにうれしそうに反応してコミュニケーションを取っていたり、テレビを見て声を上げて笑ったり、おもちゃで遊べるようにもなり、認知面も体の動きもかなり改善されていて、本当に驚きました。

その子たちはほとんど事故後1〜3ヶ月でHBOTにたどり着いていて、私たちもなぜすぐに動かなかったのか後悔しました。(日本の病院にHBOTが受けられるよう掛け合っていたのです…)

もしかしたら、事故後間もないことでただ回復のスピードが早く見えるだけなのかもしれませんが、あっという間に息子の状態を追い抜いていったのを見て、もっと早く来てあげればよかったと少し落ち込みました。

これほどまでに酸素が重要だということに思い至らず、急性期中は人工呼吸器からの早期の離脱を希望していましたし、呼吸障害に陥った時も自発呼吸を促すため呼吸器の装着はしたくないと突っぱねていました。

ただでさえ深刻な状態なのだからもっと甘やかしてあげればよかった。

回復を早く早くと焦るあまり、気づかずに脳にダメージを与える方向に舵を切っていた気がします。

実際には呼吸器を装着せずに様子を見たことで呼吸障害は薬が原因ではないかと気づけたのですが、息子は苦しくてほとんど睡眠も取れないほど一日中泣いていましたし、1週間以上血中酸素が低い状態が続いていました。

 

また、実際にはHBOTに懐疑的な先生たちもかなり多いですし、これが絶対ではないです。

 

私たちもその時その時で選択してきたことが最善だったと思いますが、参考にしていただけたらうれしいです。

受傷から301日: HBOT #45 全セッション終えての変化

本日45回目のHBOTを無事終えました。

こちらではチャンバーに入ることを”Dive(する)”と表現します。

水中に潜れば高圧な環境下に置かれるわけで、確かに納得。

“We’ve done 45 dives.”となるわけです。

面白いですよね。

↑チャンバーの中でぐっすり寝てしまうことも多かったです

 

本来40回で1セットですが、訳あって5回分だけ延長してもらいました。(またこれについては後述します)

途中の経過を書かなかったのは、小さな変化に一喜一憂したくなかったから。

HBOT前に期待していたような変化はすぐには見られず、やきもきする時期がしばらくありました。

でも、改めて変化を書き出してみると、治療によって明らかに変化したんだなと驚いています。

 

変化① 視力

周りを見渡すような動きをして、明らかに”見えている”こと、”認識している”ことがわかるようになった。

特に左側の視界が見えているようで、追視と言えるレベルではないが、物のある方向に視線を動かしたり、眺めているような仕草をする。

 

変化② 飲み込み

ご飯を食べる速度が速くなった。

渡米前は一食につき1~1.5時間かかっていたが、今は15~30分程度で食べ終わることもある。

ストレスを減らすために、形状を一時期離乳食前期あたりまで戻していたが、最近は離乳食後期あたりまではスムーズに食べられるようになった。

水分は主に水ゼリーで摂取しているが、水自体も飲めるようになってきていて、哺乳瓶やベビーカップ、ストローなどを試し中。07826DD2-3A80-4D11-971A-7BFA1DDF35AC↑ソースボトルは意図せずに水が口の中に入ってしまうため吐き出してしまい、あまりうまくいかず…自分で調整できる哺乳瓶やストローの方がまだいいかも?

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↑まだまだ足りていない水分は水ゼリーで補給(ミネラルウォーターと飲みやすいように虫歯になりにくい天然甘味料を少量、アガーで固めたもの)。2〜3日に1回作り置き。

 

変化③ 左手で探る

左手に物が当たると、それを探って確かめるような動きを見せる。

おもちゃは意識的に握れないが、ベビーカーのバーを掴めるようになった。

抱っこをしたときに、腕を掴んだり、ぎゅっと抱きしめるような仕草を見せるようになった!

 

変化④ 背中の伸び

座らせると完全に丸まっていた背筋が少し伸びるようになった。

裸にした時の左右差もほとんどわからなくなった。

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ベビーカーに座らせた時に、以前より姿勢を保てるようになった。

腰回りのクッションだけで、姿勢を保つことが可能。

垂直に近い姿勢だと、数分保った後に左側に倒れる。

 

変化⑤ 体の柔らかさ

時々薬を飲ませるのを忘れるほど(ダメですね)、体が柔らかくなった。

右半身の硬さはまだあるが、心配するほどではなくなった。

 

変化⑥ 首振りのパターン的な動きが激減した

HBOT前は、座らせた状態の時に首をぐるぐると回すパターン的な動きがあり、何かを見ようとしているのか?もしくはてんかんの一種?と疑っていたが、落ち着いていられるようになった。

 

変化⑦ 顔をこする癖がなくなった

いつからか動く左手でゴシゴシと頬を擦るようになり、どんなに止めても四六時中擦り、頰が荒れてしまって治る暇がなかったほどですが、未だに時々目を擦りますが、異常なほどではなくなった。

↑顔を擦りまくるので、どんなに保湿剤を塗っても治らなかった左の頰

 

変化⑧ 強直発作がなくなった

渡米前に心配していた発作のような動きが完全になくなった!

 

⑧の発作について。

スーパーマンポーズのように右腕がググッと伸びる動きは、こちらに来てから強直発作だということが判明。

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渡米直前は1日に5回以上は発作が出ていて、しかも段々と回数が増えていたのでとても心配していましたが、HBOTを始めて1週間ほどで完全になくなりました。

同じ時期にイギリスから来ていた男の子は、Infantile Spasmsという、日本で点頭てんかんとかウエスト症候群と呼ばれる難治性てんかんの治療のために来ていましたが、なかなか結果が出ず、一時的に発作が増えたりして、ご両親はとても辛い思いをしていました。(その代わりにてんかん以外の部分で成長があったようです)

ですから、HBOTでてんかん発作が治るとは決して言えませんが、息子の場合は吉と出たようです。

 

そして、①の視力!

他のママさんたちからHBOTによる視力の改善はわかりやすいと言われていましたが、最初は特に変化がなく残念に思っていて、それが25回を過ぎたあたりから、あれ見えてる?という瞬間が増え、それと同時に以前より認知もはっきりしてきたようです。

もしかしてママのことわかってる?という実感も、少し出てきました。

 

HBOTによって、寝返りができるようになったらいいなとか、腰が座ったらいいなと期待していましたが、残念ながらそこまでの変化は見られませんでした。

でも認知面の成長は大きいので、とてもうれしいです😊

受傷から246日: HBOTについてまとめ

HBOTも今日で10回目、1/4が終了しました。

1.3気圧、酸素濃度25%で治療を続けています。

・表情が柔らかくなったこと

・嚥下が少しずつ改善していること

・立たせてみると、2〜3歩足を出すようになったこと

が変化かなと思います。

目の見え方に関しては、改善をしているように見えて、こちらの気分次第なところもあり、まだまだわかりません。

 

先週末は夫と息子は元気なのに、わたしだけ風邪をひいて、せっかくのニューオリンズなのにどこにも出かけられず…

こちらではMardi Gras(マルディグラ)という有名な謝肉祭の真っ最中でパレードがたくさん行われています。

今週末はABMのレッスンを受けますが(ニューオリンズにも1人プラクティショナーの方がいらっしゃいました)、息子のためにもたくさん遊びに行けるといいなと思います。

 

 

HBOTについて、メールでいくつか質問を受けました。

興味のある方もいらっしゃるようなので、Dr.Harchの元でHBOTを受けるまでの流れと料金を、簡単ですが少しまとめようと思います。

(クリニックに問い合わせれば丁寧に答えてくれますし、その方が詳細かつ正確です!)

また、以前も書きましたが費用対効果を考えると、HBOT を受けることが必ずしもプラスとは限らないので、各自の状況に合わせてご検討ください。

 

2019年2月現在

HBOTを受けるまで

・メールで問い合わせ

・必要書類やデータ、料金詳細、今後の流れについての説明の返信あり

・Dr.Harchの電話面談の予約をとる

・面談までに、①英文の診療情報提供書②MRIやCTなどの画像一式③生まれてからからの健康状態や受傷(発病)時の経緯、その後の変化についての英文メモ を事前にメールで送る

Dr.Harchとの電話面談(国際通話料が高いので、Skypeでお願いしました)

※この面談は時間でお金がかかります。海外からの患者さんには慣れていますが、英語での対応に不安がある方は、時間を無駄にしないためにも、スムーズに話せる人と一緒の方がいいかもしれません。

※不安なことや質問事項があれば、この時にDr.Harchが丁寧に答えてくれるので、まとめておくといいです。

※息子の画像を見て、かなり細かく解説してくれました。後で聞き返すためにも、録音は必須です。

・実際にいつから始めるかなどのスケジュール調整や、地元の小児科医の紹介、施術時の服装などの注意は、看護師とのメールでのやりとりになります。

 

HBOTの料金

事前の電話面談は$450/30分

※我が家の支払いは$750でした。

治療費とドクターフィー合わせて$8,750

※基本40セッションのコースです。

※治療費は1セッション$200×40=$8,000。その他、$750。電話面談費用とは別です。

※土日は休みのため、8〜10週で終わります。

※電話面談は料金確定後にクレジットカード払い、治療費は治療が始まってから週払いです。

 

宿泊場所、移動手段について

・アパートメントやホテルは紹介してもらえる

・希望すればマクドナルドハウスも紹介してもらえるので、1泊$10ほどの寄付で宿泊することが可能

※入居している家族が流動的なためか、3〜4日前まで確定をもらえないのでかなり不安になりますが、基本的に泊まれるように手配してくれます。念のため、最初の数日分はホテル予約をしておいた方がいいです。

マクドナルドハウスから各病院やクリニックに送迎してくれるサービスあり

※これは来るまで知らなかったので、本当に助かりました。レンタカーがないと移動できない距離(Uberを使うと$30弱)です。

 

 

ここには、TBIや低酸素脳症、脳症などの中途障害以外にも、脳性麻痺や自閉症の子どもたちもいますし、交通事故後や脳障害による不具合を抱えた大人の方も各地から来ています。

カナリハの時もそうでしたが、調べてたどり着いた先には、本当にたくさんの情報が集まります。

HBOT 、Supplement(サプリメント)、Stem Cell Therapy(幹細胞治療)、Low Level Lazer Therapy(低出力レーザー治療)、rTMS(repetitive Transcranial Magnetic Stimulation/ 反復経頭蓋磁気刺激)など、日本にもあるけれど小児には認可が下りていなかったり、美容や整形外科部門だけによく知られる治療だったり、まだ治験段階にあるものが、脳障害を持つ人たちのQOL改善のための方法としてよく話題にのぼり、とても勉強になります。

情報を精査して、取り入れられるものはぜひ取り入れていきたいと思っています。