アメリカ国内旅行① ABM 2days Workshop @LA

ニューオーリンズ滞在中に、アメリカ国内を2ヶ所旅行しました。

今回は3月に参加したLAでのABMの2days Workshopのお話です。

◼️ABMについて→受傷から218日: ABM 5日間集中レッスン

◼️アナット・バニエルの著作について→Kids Beyond Limits

 

アナット・バニエル本人が行うワークショップが渡米期間中にLAで行われることは、ABMのサイトを見て以前から知っていました。

https://www.anatbanielmethod.com/event/los-angeles-ca-neuromovement-transform-children-with-special-needs-2019

でもLAはニューオーリンズから飛行機で4~5時間かかります。

正直ワークショップのためにそこまでしなくてもいいかなと思っていたのですが、神戸でのABMの集中レッスンでその凄さを目の当たりにしたことで、せっかくの機会だからと夫に相談して、行くことに決めました。

何よりABMは息子にとても合っているアプローチだと感じているので、少しでも息子と”繋がる”ヒントが欲しかったのです。

ワークショップはありがたいことにHBOTのない週末に行われました。

ただ、飛行機での移動は息子の負担になるため、本当は一人で行きたかったのですが、それは夫に却下され。笑

※ちなみにHBOT後のフライトは3~5時間あける必要があります。フライト前のHBOTは問題ありません

というわけで、親子3人で仲良くアメリカ国内旅行です。

 

ワークショップは座学と自分の体を使っていくつかの動きを行う、2つの要素で構成されていました。

座学に関しては「限界を超える子どもたち」にも載っていたABMの概念についてアナット本人の詳しい解説と、実際の子どもの施術とその変化をビデオで紹介するもので、特に驚くような事柄はありませんでした。

とは言え、実際に見る子どもたちの姿は、本で知っていたとはいえ、とても感動的です。

しかし、このワークショップで良かったのは、座学ではなく、マットの上でのムーブメントレッスンでした。

今回ムーブメントレッスンがあることすら全く知らなかったのですが、これがとても良かった!

座学の間に少しずつ進むムーブメントは1日終わってみると、それぞれ”Roll over”と”Sit up”の動きだったのです。

“寝返り”と”お座り”です。

寝返りとは、つまりどういう動きなのか。

横になった状態から座るためにはどういう動きが必要なのか。

わたしたちは筋力があるので力任せにすればどちらの動きもできますが、間違った体の使い方をすると何十倍もの力が必要です。

自然な体の動きを掴むと、どちらも驚くほど力を入れずに動作をすることができるのです。

なるほど、赤ちゃんが最初に動きを掴むのはこういう気づきがあるのかと、自分の体を動かしてみて初めて感じることができました。

息子がうんうん言いながら寝返りをしようとして、でもできないのはこういうことかと、納得できたことが一番大きな収穫でした。

息子の気持ちが少し理解できたような気がしました。

今回、色々なステージのお子さんがいる家族が参加していましたが、今まさに寝返り練習中の息子がいるわたしにはピッタリ。

 

参加者の中にはプロフェッショナルな方々も半分ほどいて(PTやOTなど)、2日目にはプラクティショナー養成講座について希望者を募りランチミーティングを行ったので、今回はおそらくリクルートの意味合いが強かったように思いますが、それでも参加して良かったと思えるワークショップでした。

休憩時間に夫が息子を連れてきてくれたりして、アナットと息子を会わせることもできました。

今後、機会があればサンフランシスコ郊外にあるABMセンターにも行ってみたいなと思います。

701732AE-D8EB-4C77-B419-31D920953B17↑ 負担をできるだけ軽くするため、ワークショップが行われたホテルに宿泊

 

今回、LAにはワークショップのためだけに行きましたが、ニューオーリンズで仲良くなったLA在住ママさんがHBOTを終えて戻ってきていて、車でおすすめスポットに連れ出してくれました。

初LAでしたが、おかげで楽しい滞在になりました。

アメリカは本当に広いですね。

都市によって気候も文化も風景も全然違う。

また行きたいなー!

受傷から218日: ABM 5日間集中レッスン

 

神戸で、ABMの5日間集中レッスンを受けてきました。

 

「限界を超える子どもたち」を読んだ後、ABMのことが気になったわたしは、すぐにABMのサイトをのぞいてみました。

そこに世界各地にいるプラクティショナーを探せるページがあったので、もしかして日本にも…と見てみたら、いらっしゃったんです。おひとりだけ。

それが今回レッスンを受けに行った神戸のNoriko先生です。

人数が揃えば出張も可能だということだったので、カナリハのママさんたちで興味のある方を集めて、年末に神奈川で個別レッスンをお願いしたのです。

わたしはちょうど引越しの後だったので参加が叶わず、とても残念だったのですが、ようやく今回レッスンを受けることができて、とても有意義な時間を過ごしました。

 

午前と午後で1回ずつ、5日間で合計10回のレッスンです。

同じ関西なので通えないこともないのですが…、往復3時間の距離は体力的に辛いこと、このインフルエンザ大流行の中、神戸への電車の移動だけでもドキドキなのに、毎日は絶対に無理!ということで、親子2人で5日間ホテル暮らしです。

ホテルからは徒歩で10分弱の場所にある先生のご自宅でレッスンを受けました。

集中レッスンと言っても、期待しすぎは何事も禁物、冷静に…と思っていました。

 

2日目、レッスン後のことですが、受傷後初めて絵本を見て反応をしました。楽しそうに表情がゆるんだのです。(見えてる!そして、喜んでる!?)

3日目には、思うように動けなくて、もどかしさのあまり悔し泣き?をする息子。

何かよほど嫌なことや痛いことがないと泣かない息子が、感情丸出しでイヤイヤと悔し泣きをしたんです。

あんな姿を見たのは、本当に久しぶり。

そしてレッスンが終わって帰ろうとすると、まるで帰りたくないと言っているかのように、またクズって泣き出したのです。

その姿を見て、もう先生もわたしも涙目。

イヤイヤ泣きはその後3日間続きました。

(悔しい時や帰りたくなくて泣くだけなので、レッスンはとてもスムーズでした。子どもが嫌がることは基本しません)

↑ 悔し涙ポロポロ

 

JKAのレッスンでも強烈に感じたことですが、やはり心と体は繋がっています。

動きにも大きな進歩があったのですが、今回は情緒面での伸びが特に大きく、息子はまだまだ成長できると確信した5日間になりました。

自分のことをわかってくれる人、反応してくれる人に会えて、嬉しくて、どんどん感情が溢れ出してきてしまうかのような、息子の感情がさらにもう一枚殻を破る瞬間を目撃し、うれしくてうれしくて仕方ありません。

動きの面では細かくありますが、特に側臥位からうつぶせの動きが、自分でできるようになったことが大きいです。

また、目で見ることに集中できる時間が増えて、見てるなと思う瞬間が増えました。

特に顔を目の前に近づけると、手を伸ばしてくるようになったのです。

受傷前の息子は、顔を触っていじって遊ぶのが大好きだったので(おかげで顔が傷だらけに…笑)、とても懐かしいです。

偶然にも見えるような、ゆっくりとわずかな動きですが、ぎこちなく手を伸ばす姿がいじらしくてたまりません。

 

レッスンでは、”ゆっくり”や”繊細な動き”など、まさに本に書いてあることを体現していて、なるほどこういうことかと、頭では納得していましたが、とても勉強になりました。

Norikoさんも障がいのあるお子さんを育てていて、ABMに出会ってこれだ!と思い立ち、アメリカに行ってプラクティショナーのお勉強をされた方です。

とても親身になって、子どもと向き合ってくださいます。

興味がある方は、ぜひ5日間通しでレッスンを受けてみてください。

単発では、ABMの良さがなかなか体感しづらいと思います。

 

JKAとの違いとしては、息子の場合に限りますが、情緒面の成長がより見えたかなという点です。

JKAでは、毎回体の動きが面白いほど良くなります。

素人目にはほとんど違いがわからないのですが、JKAの方がよりアグレッシブ、ABMはより穏やかなレッスンな気がします。

いろんな先生に見てもらえることは、より多角的な視線を得られるということですし、何より息子が先生たちのことが大好きなことがわかるので(笑)、本当に出会えてよかったなと思います。

今後、JKAは先生が京都にいらっしゃるタイミングで、ABMは半年に1回などのペースで集中レッスンを受ける形で、続けていこうと思っています。

 

また、年末から始めたテンプラーナには食事療法も含まれているので、今回ホテル暮らしをするにあたって食事をどうしようか(民泊できるところは徒歩圏内にはありません)と思ったのですが、朝は瓶詰めの無添加ベビーフード、お昼は地元の手作りで健康志向のお弁当屋さんで頼み(Norikoさんが注文をとってくれます)、夜もそれを冷蔵して温め直して乗り切りました。

Norikoさんに頼めば、簡単な調理セット(カセットコンロやお鍋など)や湯煎調理器なども貸していただけます。

車の方は、もっとたくさん選択肢があると思います。

 

そして、JKAやABMのレッスンを受けてみて…今のわたしの課題は、レッスン以外で息子の感情に向き合うことです。

レッスン中は息子の細やかな感情が見えるのに、レッスンから離れてしまうと魔法が消えたように見えなくなってしまいます。

もちろんプロの先生たちが誘導しているからできることですが、わたしも息子とコミュニケーションがとれるようになりたい。

毎日の接し方に修行が必要です。

まずは毎日30分、他のことは何もせず息子とだけ真剣に向き合う時間を作りたいと思います。

 

でも…

ご飯を作って食べさせるのに3食合わせて6時間、テンプラーナが1時間半、お風呂やその後のケアで1時間、お昼寝は2~3時間。

細々した家事やら、他の用事もあるし、その30分を作るのが本当に難しいんですけど💦

 

 

Noriko先生の連絡先:

https://www.anatbanielmethod.com/result?id=557