息子が怪我をしてから、4年が経ちました。
つらく苦しい出来事は忘れるようにできているんだな、と強く実感します。
人間の脳は賢いです。
そして、ブログを書いておいて良かったと思うことが多々あります。
詳細はどんどん忘れていってしまうものだから。
でも、将来いつか息子自身に聞かれたときに、ちゃんと答えてあげなきゃと思っているんですよね。
自分がどうしてこんな体になったのか。
うまく体を使えない、うまくしゃべれないのはなぜなのか。
疑問に思う日がくると思うんですよね。
わたしたち夫婦がずっと公表できていないことがあります。
それは、息子の怪我の理由です。
プライベートで聞かれたら答えてきましたが、自ら声を大にして言うことは避けてきました。
なぜなら、書かないでと言われていたから。
書いたら不利になると。
海外で受傷した息子ですが、当時逮捕者が出ています。
未だに起訴不起訴が決まっていません。
おそらく当事者のわたしたちが帰国してしまったこと、さらにコロナ禍で国内がバタバタしたこと、色々な理由があると思います。
親の責任として、将来息子に説明ができるように、しっかりとけじめをつけるために、事の顛末を見届けなければ、と心のどこかでいつも引っかかっています。
正直、思い出したくないというのが本音です。
息子がどんなに辛く苦しく痛い目にあっていたか、向き合う自信がない。
もし、そもそも自分たちが原因だとしたら、受け止める自信がない。
そして何より、人を恨んだり、憎んだり、糾弾することに時間を使いたくない。
目の前にかわいい我が子がいて、脳の発達のためにやるべきことが山ほどあって、事件そのものに向き合う時間がもったいなく思えています。
でも、いつかちゃんとしなきゃと思い続けています。
心の中にずっと引っかかって、澱のようになって暗い影を落としています。
息子には知る権利がありますから。
久しぶりに現地の警察に問い合わせてみることにします。