息子は立位がとにかく好きです。
脇の下に手を入れて持ち上げると、まず立とうとして、それからわたしの膝の上を1〜2歩登ろうとします。
で、ふふっと声を上げながら、ちょっとニヤッとする。
必ずうれしそうな表情を見せてくれるのが立位です。
まだ、笑顔を見せてくれなかった頃から、興奮したような様子だったので、あれは喜んでいたんだなぁと、今になって思います。
リハビリで、2度目の幹細胞治療後初めて、スパイダーをしました。
そしたらね、すごいんです。
今までスパイダーで立つ時はは、今これはどういう状態…?何すればいいの…?状態だった息子が。
なんと、自分で、立った⁉️‼️(写真は撮れていません💦)
先生の支えなしです。

先生が一瞬手を離した隙に、膝を曲げて安定したいつもの状態から、ググッと膝を伸ばして、まっすぐ立ったのです。
先生と、…え今立ったよね?立った?立ったよね‼️と。
2〜3秒で疲れて膝の力を抜いてしまうのですが、確かに何度もググッと立とうとしてる!
しかもバランス取ろうとしているところがまたすごい✨
その驚くほどのやる気とか、そもそも”自ら立つ”欲が出てきたとか、体の機能的に立てるんだ!とか、いろいろなことに感動です。
急に息子がバージョンアップしたというか、レベルが一気に10くらい上がった感じ。
本当にびっくりしました。
PTの先生がおっしゃるには、息子の本当の良いところは、”膝の力が抜けるところ” なんだとか。
体の機能がうまく使えていない場合、立とうとすればするほど、足を突っ張らせてしまう。
なぜなら、膝関節の骨をガチッとロックする=突っ張って立った方が、筋肉をコントロールするよりも楽だから。
膝の力が抜けるということは、足の筋肉への指令が脳からうまく伝わって、動きのコントロールができているということ、らしいのです。
確かに、去年まだ全然動けない頃から、立ち姿が真っ直ぐだと褒められていましたが、足指がカチカチに固まって完全に丸まっていたし、膝もピーンで、あれは完全に”膝関節ロック立ち”でした。
スパイダーが強力に支えてくれているとはいえ、屈伸のような形ができるだけでも、きっとすごいことなんでしょうね。
そして、もう一つ。
先生の介助付きでスパイダーを使いながら、楽器を試してみたのです。
手を誘導しながら音を鳴らして遊んでいたら…なんとアハハと声を上げながら笑ってる!
反応は遅いんですが、手が触れたら音が鳴るのが楽しいのか、この音が好きなのか、笑いが止まりません。
なんと受傷後一番の大笑い。
最近は笑顔や笑ってくれることも多いのですが、それを継続するのが難しいんです。
せっかくの笑顔も一瞬で終わってしまう。
だから、写真もなかなか撮れない。
でも、今日は2〜3分は連続して笑ってました。
子どもの成長って本当にすごいなー✨
ちなみに、息子が触って音を鳴らしていた楽器の名前がわからなくて調べたら、ウィンドチャイムっていうそうです。
息子は、意外とちゃんとした楽器の音が好きです。
オーケストラの音楽にも反応が良い。
最近発見しましたが、ハリー・ポッターのあのお馴染みの曲が好きなようです。
障がい児の親にとっては、子どもの様々な能力は、薄皮を一枚一枚剥ぐように、本当に少しずつ成長していくのを見守るというのが日常だと思いますが、こんなふうに突然の大成長を目の当たりにすると、子どもの可能性って、人間の可能性って、本当に無限大だなと感じます。
※ 過去の記事(5~11月)の記事を順次公開しています
Movement Lesson#1: フェニックスのマクドナルドハウスのはなし