今回の治療では、ブログを通じてお友達になったご家族とメキシコに来ています🇲🇽
日本から遠いこの国で、日本の方と一緒に治療を受けられるのは、それだけで安心感があって楽しく過ごせました。
治療やリハビリに一所懸命な素敵なお母さんで、わたしも頑張らなきゃと刺激を受けています。
今日一足先に日本に帰られたので、とても寂しい💧
娘さんがくも膜下出血による後天性の脳障害だったり、発症時期が去年の6月で息子と同じだったりと、共通点がとても多いのですが。
今回、メキシコでは腰椎穿刺ではなく、静脈から幹細胞を投与するやり方での治療となりました。
娘さんは正常圧水頭症のリスクがあり、VPシャントを入れているのですが、これによって治療のメリットが少なくなり、デメリットすらある、らしいのです。
どういうことかというと…
・シャントによって、BBB(血液脳関門)内に注入した幹細胞が、脳から腹腔に流れ出てしまう
・静脈からの投与であれば、幹細胞が全身に巡ってBBB内に到達する可能性もあるが、腹腔内に落ちてしまうと排出されるだけ
・幹細胞は脳に入るときれいに隙間なく並ぶ性質があり、幹細胞がシャントのバルブ付近を覆ってしまいうまく機能しなくなる可能性がある
腰椎穿刺での投与はリスクを知った上でできないことはないが、効果の面で静脈からの投与を強く勧めるとのことでした。
効果が出るまでは少し時間がかかるけど、実際に静脈から投与して結果が出ている患者もたくさんいるそうです。(世界的に見ても、現在の主流は静脈からの投与ですし)
もちろん、メキシコに来る前から、ドクターと話し合っていて、それでも日本では幹細胞治療が受けられないからと、ここまで来られたわけです。
理論的には、シャントを入れている方は、今のところどこで治療を受けたとしても、静脈からの投与が有効だということになります。
それにしても、今回は素敵なご家族とメキシコご一緒できて、本当によかったです。
娘ちゃん、おめめクリクリで、まつげクルンクルンで、「ママ」って呼ぶ声も、髪や顔を触る仕草も全部かわいくて、女の子…いい!ってなりました笑
どうか、どうか良い結果が現れますように。
※過去の記事を順次アップしています
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