息子が怪我をしてから1年が経ちました。
今の心境を、整理せずにそのまま書きます。
2018年6月21日に受傷、緊急開頭手術を行い、7月に脳死宣告、そして撤回。
8月5日帰国し、9月20日リハビリ病院に転院、12月15日に退院。
12月末に関西に転居。
2019年2月からアメリカ・ニューオーリンズに遠征しHBOTを受け、5月メキシコで幹細胞治療を受け、帰国。
がむしゃらに1年やってきました。
とても不思議な気持ちです。
こんなことが起こるなんて以前は想像もしていませんでしたが、今はこの生活が日常です。
めまぐるしい1年でした。
こんなことを書くと語弊があるかもしれませんが、怪我する前の元気で笑顔いっぱいだった息子が、今とても恋しいです。
心底明るい性格で、いつもニコニコ楽しそうにはしゃぐ姿。
せっかく作ったご飯は全力で投げるから部屋中ベトベトになるし、動き回って止まることがなくて、おもちゃには見向きもせず家中を探検して回っていました。
本当に懐かしいです。
今でも時々ふと頭の中にその頃の息子の姿が浮かんできて、どうしようもなく胸が痛くなることがあります。
覚えたての「ママ」という言葉と、覚えたてのあんよで、全力で駆け寄ってきた時の笑顔や、パパが大好きで見つけるとぴょんぴょん飛び跳ねていた姿、いろんな息子を思い出して、夜中に涙が止まらなくなることがあります。
息子の命が危なかった時、ずっと頭の中で、「この子じゃなきゃ絶対ダメだ」と思っていました。
この子に替わりはいなくて、この子がいないとわたしも生きられない。だから絶対に戻ってきてと。
人間とは賢いもので、”忘れる”という機能が備わっています。
あの時に感じた絶望は、1年で少しずつ薄れてきました。
足元の地面が全てなくなって奈落に落ちていくような、ゾッとするような感覚はほとんど思い出せなくなりました。
胸がつぶれるような後悔と懺悔の気持ちだけはいつまでも消えませんが、できる限り明るく楽しく1年間頑張ってきたつもりです。
息子のことは、本当に毎日かわいくて、かわいくて仕方ないです。
怪我する前の息子も、今の息子も、変わらずかわいい。
息子をギュッと抱っこして匂いをかいでは、”しあわせだなぁ”と感じています。
1年前の病院のベッド脇で抱っこもできず、管に覆われていない部分を見つけて撫でるだけだったことを考えると、本当にしあわせなことです。
それは息子が生きているからというだけではなく、家族で一緒に前を見て、楽しく過ごせている日常があるからだと思います。
それを叶えてくれる夫や、手を差し伸べてくれる家族や友人に心から感謝しています。
ただ、”へこたれない”というのは本当に難しい。
そして少々疲れています。
今はちょっとエネルギー不足。
へこたれるな。
がんばれ、わたし。
と、自分を励ます日々です。
