神戸で、ABMの5日間集中レッスンを受けてきました。
「限界を超える子どもたち」を読んだ後、ABMのことが気になったわたしは、すぐにABMのサイトをのぞいてみました。
そこに世界各地にいるプラクティショナーを探せるページがあったので、もしかして日本にも…と見てみたら、いらっしゃったんです。おひとりだけ。
それが今回レッスンを受けに行った神戸のNoriko先生です。
人数が揃えば出張も可能だということだったので、カナリハのママさんたちで興味のある方を集めて、年末に神奈川で個別レッスンをお願いしたのです。
わたしはちょうど引越しの後だったので参加が叶わず、とても残念だったのですが、ようやく今回レッスンを受けることができて、とても有意義な時間を過ごしました。
午前と午後で1回ずつ、5日間で合計10回のレッスンです。
同じ関西なので通えないこともないのですが…、往復3時間の距離は体力的に辛いこと、このインフルエンザ大流行の中、神戸への電車の移動だけでもドキドキなのに、毎日は絶対に無理!ということで、親子2人で5日間ホテル暮らしです。
ホテルからは徒歩で10分弱の場所にある先生のご自宅でレッスンを受けました。
集中レッスンと言っても、期待しすぎは何事も禁物、冷静に…と思っていました。
2日目、レッスン後のことですが、受傷後初めて絵本を見て反応をしました。楽しそうに表情がゆるんだのです。(見えてる!そして、喜んでる!?)
3日目には、思うように動けなくて、もどかしさのあまり悔し泣き?をする息子。
何かよほど嫌なことや痛いことがないと泣かない息子が、感情丸出しでイヤイヤと悔し泣きをしたんです。
あんな姿を見たのは、本当に久しぶり。
そしてレッスンが終わって帰ろうとすると、まるで帰りたくないと言っているかのように、またクズって泣き出したのです。
その姿を見て、もう先生もわたしも涙目。
イヤイヤ泣きはその後3日間続きました。
(悔しい時や帰りたくなくて泣くだけなので、レッスンはとてもスムーズでした。子どもが嫌がることは基本しません)
↑ 悔し涙ポロポロ
JKAのレッスンでも強烈に感じたことですが、やはり心と体は繋がっています。
動きにも大きな進歩があったのですが、今回は情緒面での伸びが特に大きく、息子はまだまだ成長できると確信した5日間になりました。
自分のことをわかってくれる人、反応してくれる人に会えて、嬉しくて、どんどん感情が溢れ出してきてしまうかのような、息子の感情がさらにもう一枚殻を破る瞬間を目撃し、うれしくてうれしくて仕方ありません。
動きの面では細かくありますが、特に側臥位からうつぶせの動きが、自分でできるようになったことが大きいです。
また、目で見ることに集中できる時間が増えて、見てるなと思う瞬間が増えました。
特に顔を目の前に近づけると、手を伸ばしてくるようになったのです。
受傷前の息子は、顔を触っていじって遊ぶのが大好きだったので(おかげで顔が傷だらけに…笑)、とても懐かしいです。
偶然にも見えるような、ゆっくりとわずかな動きですが、ぎこちなく手を伸ばす姿がいじらしくてたまりません。
レッスンでは、”ゆっくり”や”繊細な動き”など、まさに本に書いてあることを体現していて、なるほどこういうことかと、頭では納得していましたが、とても勉強になりました。
Norikoさんも障がいのあるお子さんを育てていて、ABMに出会ってこれだ!と思い立ち、アメリカに行ってプラクティショナーのお勉強をされた方です。
とても親身になって、子どもと向き合ってくださいます。
興味がある方は、ぜひ5日間通しでレッスンを受けてみてください。
単発では、ABMの良さがなかなか体感しづらいと思います。
JKAとの違いとしては、息子の場合に限りますが、情緒面の成長がより見えたかなという点です。
JKAでは、毎回体の動きが面白いほど良くなります。
素人目にはほとんど違いがわからないのですが、JKAの方がよりアグレッシブ、ABMはより穏やかなレッスンな気がします。
いろんな先生に見てもらえることは、より多角的な視線を得られるということですし、何より息子が先生たちのことが大好きなことがわかるので(笑)、本当に出会えてよかったなと思います。
今後、JKAは先生が京都にいらっしゃるタイミングで、ABMは半年に1回などのペースで集中レッスンを受ける形で、続けていこうと思っています。
また、年末から始めたテンプラーナには食事療法も含まれているので、今回ホテル暮らしをするにあたって食事をどうしようか(民泊できるところは徒歩圏内にはありません)と思ったのですが、朝は瓶詰めの無添加ベビーフード、お昼は地元の手作りで健康志向のお弁当屋さんで頼み(Norikoさんが注文をとってくれます)、夜もそれを冷蔵して温め直して乗り切りました。
Norikoさんに頼めば、簡単な調理セット(カセットコンロやお鍋など)や湯煎調理器なども貸していただけます。
車の方は、もっとたくさん選択肢があると思います。
そして、JKAやABMのレッスンを受けてみて…今のわたしの課題は、レッスン以外で息子の感情に向き合うことです。
レッスン中は息子の細やかな感情が見えるのに、レッスンから離れてしまうと魔法が消えたように見えなくなってしまいます。
もちろんプロの先生たちが誘導しているからできることですが、わたしも息子とコミュニケーションがとれるようになりたい。
毎日の接し方に修行が必要です。
まずは毎日30分、他のことは何もせず息子とだけ真剣に向き合う時間を作りたいと思います。
でも…
ご飯を作って食べさせるのに3食合わせて6時間、テンプラーナが1時間半、お風呂やその後のケアで1時間、お昼寝は2~3時間。
細々した家事やら、他の用事もあるし、その30分を作るのが本当に難しいんですけど💦
Noriko先生の連絡先:
はじめまして。
随分前からブログを読ませて頂いて参考にさせてもらっています。
息子は心拍が落ちて緊急帝王切開をしてもらいましたが、重症新生児仮死、低酸素性虚血性脳症、生後5ヶ月で難治性てんかんのウエスト症候群を発症しました。
質問させていただきたいのですが、、
今日初めてJKAのレッスン(辻本佳代さん)を受けました。
来月は佐脇先生に出張レッスンをお願いしています。
その二つは相反する考えのような気がしたのですが、どちらも受けていらっしゃって息子さんが混乱したり、佐脇先生から反対されたりというような事はありませんでしたか?
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こんばんは!
ブログ読んでいただいているんですね。うれしいです。ありがとうございます😊更新が少なすぎて申し訳ないです💦
ABMとJKAでは(あとフェルデンクライスも)、細かくみるとやはり相容れない部分はあるかなぁと。ただ、それぞれに特徴があって良さがあり、全く相反するものではない、というのがわたしの感想です。普通のリハビリとは一線を画しますし、そういう意味では大枠は似ているなと。
また、わたしは基本的にABMの先生にもJKAの先生にも、他で受けているレッスンについてはお話ししています。(むしろわたしより以前からお互いのことをよくご存知です)
でも、お母さんがそれらのレッスンを選んだわけで、その基準が”なんとなく良さそう”というだけでも、子どもを良いものに触れさせてあげたいという十分立派な理由ですから、例え何か言われてもそういう意見もあるのかーと受け止めて、あとで熟考するようにしています。とにかく1つの意見を鵜呑みにしないように気をつけています。
わたしも息子のレッスンは色々と試していますが、なんとなく息子との相性が良いものを母親の独断と偏見で選んでいて、これは混乱するな、矛盾するなと思ったものは排除してきました。
判断基準に一定の好みが反映されているので、自然とそれぞれが馴染むものに落ち着いている気がします。
あと、1人の方にずっとレッスンしていただくよりは、2〜3人のプラクティショナーさんの目がある方が、新たな発見があったり、他にない部分を補完していただけているような気がしています。
今はJKAを毎週受けて、ABMや別のリハビリを数ヶ月に1度の頻度で受けていますが、この形にもようやく行き着きました!
もう一つ、アプローチの違いよりも何よりも、プラクティショナーさんとの相性が一番大切かなと感じています。例えばJKAでもプラクティショナーによって色が全然違います。いくらゴッドハンドと言われる方でも合わないこともありますし、やはり息子の体馴染みが良いレッスンをしてくださる方とずっとお付き合いしていければと思っています。
長々とすみません💦
ご参考になれば!
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